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WiMAXファームウェア更新方法を全端末対応で解説|自動・手動の手順と失敗時の対処法【2026年2月最新】

WiMAXルーターのファームウェア更新は、通信速度の改善・セキュリティ強化・不具合修正のために欠かせない作業です。本記事では、Speed Wi-Fi 5G X12やHOME 5G L13をはじめとする全端末の更新手順を、自動・手動それぞれ丁寧に解説します。更新できない・失敗したときのトラブルシューティングまで網羅しているので、この記事だけで問題を解決できます。

目次

【結論】WiMAXのファームウェア更新は「自動更新ON」が基本。手動でも5〜10分で完了

WiMAXルーターのファームウェア更新は、端末の設定画面から「自動更新」をオンにしておくだけで、深夜帯などに自動的に適用されます。手動で行う場合も、Wi-Fi接続した状態でブラウザから設定画面にアクセスし、数ステップの操作で完了します。所要時間はダウンロードを含めても5〜10分程度です。更新中は絶対に電源を切らないこと、バッテリー残量が30%以上あることを確認してから実行すること、この2点さえ守れば失敗するリスクはほとんどありません。

ファームウェアを最新の状態に保つことで、パケ止まり(通信の一時停止)の解消、セキュリティ脆弱性への対応、通信安定性の向上といった恩恵を受けられます。UQ WiMAX公式サイトでは随時最新バージョン情報が公開されているため、定期的に確認する習慣をつけておきましょう。

WiMAXファームウェア更新の基本情報

項目 内容
対象サービス UQ WiMAX(WiMAX +5G / WiMAX 2+)
サービス提供元 UQコミュニケーションズ株式会社(KDDI系列)
対象端末 Speed Wi-Fi 5G X12、Speed Wi-Fi HOME 5G L13、Speed Wi-Fi 5G X11、Speed Wi-Fi HOME 5G L12、Galaxy 5G Mobile Wi-Fi、Speed Wi-Fi DOCK 5G 01 など
端末メーカー NEC プラットフォームズ、ZTE Corporation、Samsung、CPSpeed 他
更新費用 無料(ダウンロード時の通信料のみ発生する場合あり)
更新方法 自動更新(推奨)/手動更新(ブラウザ経由・本体操作)
所要時間 約5〜10分(通信環境により前後)
更新情報の公開先 UQ WiMAX公式サイト「製品アップデート情報」ページ

そもそもファームウェア更新とは?なぜ必要なのか

ファームウェアとは、WiMAXルーター端末の内部に組み込まれたソフトウェアのことです。パソコンでいうところのOS(オペレーティングシステム)に近い存在で、端末の通信制御やセキュリティ管理、ユーザーインターフェースの表示など、すべての動作を司っています。このファームウェアを最新バージョンに更新する作業が「ファームウェアアップデート」「ソフトウェア更新」と呼ばれるものです。

ファームウェア更新が必要な理由は大きく3つあります。1つ目はセキュリティの強化です。インターネットに常時接続するルーター端末には、発売後に新たな脆弱性が発見されることがあります。ファームウェア更新ではこうした脆弱性が修正されるため、不正アクセスや情報漏えいのリスクを最小限に抑えられます。2つ目は通信品質の改善です。パケ止まり(データ通信が一時的に止まる現象)や、特定の周波数帯での接続不安定といった問題が、ファームウェアの修正プログラムで解消されるケースは非常に多くあります。3つ目は新機能の追加や不具合修正です。端末発売後にメーカーが行った改善や機能追加が、ファームウェア更新を通じて反映されます。

逆に言えば、ファームウェアを古いまま放置すると、既知の脆弱性が修正されない状態で通信を続けることになり、セキュリティリスクが高まります。また、他のユーザーでは解消されている通信不具合にいつまでも悩まされ続けることにもなりかねません。WiMAXを快適に使い続けるうえで、ファームウェア更新は最も基本的かつ重要なメンテナンス作業といえます。

WiMAX端末別ファームウェア更新手順【2026年最新対応】

ここからは、現在利用者の多い主要端末ごとに、具体的な更新手順を解説します。どの端末にも共通する事前準備として、以下の3点を必ず確認してください。

まず、モバイルルーターの場合はバッテリー残量が30%以上あることを確認します。更新中にバッテリーが切れると、端末が起動不能になる危険性があります。できればACアダプターに接続した状態で更新を行うのが最も安全です。次に、電波状況が良い場所で実施してください。ファームウェアのダウンロードには安定した通信環境が必要です。最後に、更新中は絶対に電源を切らないでください。更新処理の途中で電源が落ちると、端末の内部ソフトウェアが破損し、最悪の場合は修理が必要になります。

Speed Wi-Fi 5G X12(NEC製モバイルルーター)の更新手順

Speed Wi-Fi 5G X12は2023年6月に発売されたWiMAX +5G対応のモバイルルーターで、NEC プラットフォームズが製造しています。下り最大3.9Gbpsに対応し、現行のWiMAXモバイルルーターの中で最も高性能な端末です。

自動更新を利用する場合は、端末のタッチパネルから「設定」→「メンテナンス」→「ファームウェア更新」と進み、「自動更新」をオンにするだけで完了です。新しいファームウェアが公開されると、端末が自動的にダウンロードしてインストールを行います。通常は深夜帯に実行されるため、日常利用への影響はほとんどありません。

手動更新を行う場合は、まずX12とパソコンやスマートフォンをWi-Fiで接続します。次にブラウザを開き、アドレスバーに「http://192.168.179.1」と入力してクイック設定Webにアクセスします。ログイン画面が表示されたら、管理者パスワード(初期値は端末の背面ラベルに記載)を入力してログインします。メニューから「メンテナンス」→「ファームウェア更新」を選択し、「更新確認」ボタンをクリックします。新しいバージョンが見つかった場合は「更新」ボタンを押すと、ダウンロードとインストールが自動的に始まります。完了後は端末が自動で再起動し、通常画面に戻れば更新成功です。

なお、X12本体のタッチパネルからも手動更新が可能です。ホーム画面で「設定」→「メンテナンス」→「ファームウェア更新」→「最新の状態に更新」とタップすることで、ブラウザを使わずに更新できます。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13(ZTE製ホームルーター)の更新手順

Speed Wi-Fi HOME 5G L13は2023年6月発売のWiMAX +5G対応ホームルーターです。下り最大4.2Gbpsに対応し、コンセントに挿すだけで自宅にWi-Fi環境を構築できるため、工事不要のホームインターネットとして人気があります。

L13の自動更新は初期設定でオンになっています。念のため確認する場合は、ブラウザから「http://192.168.179.1」にアクセスしてZTEの管理画面にログインし、「設定」→「システム設定」→「ソフトウェア更新」の画面で自動更新が有効になっていることを確認してください。

手動更新は、管理画面にログインした状態で「ソフトウェア更新」ページを開き、「更新確認」をクリックするだけです。新バージョンがある場合は画面の指示に従って更新を実行します。L13はコンセント接続のホームルーターのため、バッテリー切れの心配がない点は安心材料です。ただし、更新中にコンセントを抜いてしまうとモバイルルーターと同様に端末が故障するリスクがあるため、完了するまで触らないようにしましょう。

Speed Wi-Fi 5G X11(NEC製モバイルルーター)の更新手順

Speed Wi-Fi 5G X11は2021年10月に発売されたWiMAX +5G対応モバイルルーターで、X12の前モデルにあたります。まだ利用中のユーザーも多い端末です。

X11の更新方法はX12とほぼ同じです。クイック設定Web(http://192.168.179.1)にログインし、「メンテナンス」→「ファームウェア更新」から手動で更新を実行できます。また、端末本体の操作でも「設定」→「メンテナンス」→「ファームウェア更新」から更新が可能です。

X11には、本体側面にあるUpdateボタンを長押しすることで更新を開始する方法もあります。Updateランプがオレンジ色に点灯している場合は、新しいファームウェアがダウンロード済みであることを示しています。この状態でUpdateボタンを長押しすると更新が始まります。MODE/UPDATEランプの色と状態で進行状況がわかるため、ランプが通常の状態に戻るまで待ちましょう。

Speed Wi-Fi HOME 5G L12(NEC製ホームルーター)の更新手順

Speed Wi-Fi HOME 5G L12は2021年11月発売のWiMAX +5G対応ホームルーターです。L13の前モデルですが、引き続き利用しているユーザーが多い端末です。

更新手順はX11と同じNEC製端末のため、クイック設定Web経由での操作が基本となります。ブラウザで「http://192.168.179.1」にアクセスし、管理者パスワードでログイン後、「メンテナンス」→「ファームウェア更新」から最新バージョンの確認と更新実行が行えます。L12本体のUpdateボタン長押しによる更新も可能です。Updateランプがオレンジ色に点灯していれば、新しいファームウェアがダウンロード済みのサインです。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi(Samsung製モバイルルーター)の更新手順

Galaxy 5G Mobile Wi-Fi(SCR01)は2021年4月に発売されたWiMAX +5G対応モバイルルーターです。5.3インチの大画面タッチディスプレイが特徴で、Samsung製ならではの操作性の良さで根強い人気があります。

Galaxy 5G Mobile Wi-Fiのファームウェア更新は、端末のタッチスクリーンから直接操作します。ホーム画面で「設定」アイコンをタップし、「端末情報」→「ソフトウェア更新」→「ダウンロードおよびインストール」と進むと、新しいバージョンがあるかを自動で確認し、ある場合はそのまま更新を実行できます。

また、ブラウザから「http://192.168.128.1」にアクセスすることでGalaxy 5G Mobile Wi-Fiの管理画面を開くことも可能です。こちらからもソフトウェア更新の確認と実行ができます。Galaxy端末はアップデートの頻度が比較的高い傾向がありますが、口コミを見ると「前回のアップデートから1か月も経っていないのにまた更新が出た」という声もあり、頻繁な改善が行われているようです。

Speed Wi-Fi DOCK 5G 01の更新手順

Speed Wi-Fi DOCK 5G 01はクレードル型の端末で、モバイルルーターとは異なる形態の製品です。ブラウザから管理画面にアクセスし、ファームウェア更新メニューから手動で最新バージョンに更新できます。UQ WiMAX公式サイトの「製品アップデート情報」ページで最新のバージョン番号と更新内容が確認できるため、定期的にチェックすることをおすすめします。

自動更新と手動更新の違い|どちらを選ぶべきか

WiMAXルーターのファームウェア更新には「自動更新」と「手動更新」の2つの方法があります。結論から言えば、基本的には自動更新をオンにしておくのが最も安全で確実な運用方法です。ただし、それぞれにメリットとデメリットがあるため、状況に応じて使い分けることも重要です。

自動更新のメリットは、ユーザーが何も操作しなくても常に最新の状態が保たれる点です。セキュリティの脆弱性が発見された際も、修正プログラムが公開されれば速やかに適用されます。更新は通常、端末の利用が少ない深夜帯に自動実行されるため、日中の通信が中断されることもほとんどありません。実際に「WiMAXが勝手にアップデートしてくれるおかげで、1年以上ノートラブル」という声もあるように、手間なく安定運用できるのが最大の利点です。

一方で、自動更新にはデメリットもあります。ごくまれに、更新後に新たな不具合が発生するケースがあるためです。過去にはファームウェア更新後に「速度が低下した」「特定の環境で接続が不安定になった」という報告も見られました。こうしたリスクを避けたい場合は、自動更新をオフにして、他のユーザーの更新後の反応を確認してから手動で更新するという運用方法もあります。

手動更新のメリットは、自分のタイミングで更新を実行できる点です。重要な作業中に予期せず再起動がかかることを避けたい場合や、前述のように他のユーザーの評判を確認してから更新したい場合に適しています。デメリットは、自分で定期的に最新バージョンを確認する手間がかかることと、更新を忘れてセキュリティリスクが放置される可能性があることです。

総合的に判断すると、一般的なユーザーには自動更新をオンにしておくことを強くおすすめします。通信の安定性やセキュリティを常に最良の状態に保てるため、更新を忘れるリスクがなくなります。通信環境の変化に敏感な方や、業務で常時安定した通信が必要な方は、手動更新で慎重に運用するのも一つの選択です。

ファームウェアの現在のバージョンを確認する方法

更新を実行する前に、現在のファームウェアバージョンを確認しておくと、更新が本当に必要かどうかを判断できます。確認方法は端末によって異なりますが、基本的な流れは共通しています。

タッチパネル搭載のモバイルルーター(X12、X11、Galaxy 5G Mobile Wi-Fi)の場合は、端末本体の「設定」→「端末情報」の画面でファームウェアバージョン(ソフトウェアバージョン)が表示されます。ホームルーター(L13、L12)の場合は、ブラウザからクイック設定Webにアクセスし、トップ画面または「端末情報」のページでバージョンを確認できます。

確認したバージョン番号を、UQ WiMAX公式サイトの「製品アップデート情報」ページに掲載されている最新バージョンと照合すれば、更新が必要かどうかがすぐにわかります。最新バージョンと同じ番号であれば更新不要、古い番号であれば更新を実行しましょう。

WiMAXファームウェア更新の口コミ・評判

実際にファームウェア更新を行ったWiMAXユーザーの声を、ポジティブな評価とネガティブな評価に分けて紹介します。

ポジティブな口コミ

最も多く見られるのが「パケ止まりが解消された」という報告です。価格.comのSpeed Wi-Fi 5G X11のクチコミでは「ファームウェア・アップデート以降、パケ止まりを一度も発症することなく、インターネットに接続できないストレスから解放されました。端末側の問題であり、今回のファームウェア・アップデートで改善したことは間違いありません」という実体験が投稿されており、7件の「ナイス」が付けられるなど多くのユーザーの共感を集めています。

自動更新による安定運用を評価する声も目立ちます。あるブログでは「WiMAXが勝手にアップデートしてくれるおかげで、1年以上ノートラブル」「思い切って更新したら5分程度で終了。再起動後も普通に使えて、むしろ通信がちょっと安定した気がしました」と報告されています。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13のユーザーからは、最新バージョンへの更新後「特に何も変わりはなく、何の問題もなく使えています」という安心感のある報告もあります。大きな不具合が発生せず、静かにセキュリティや安定性が改善されるのがファームウェア更新の理想的な姿といえるでしょう。

ネガティブな口コミ

一方で、ファームウェア更新後に不具合が発生したという報告も存在します。特にSpeed Wi-Fi 5G X11では、一部のバージョンで「更新後に速度が低下した」「Wi-Fiの接続が不安定になった」という声が見られました。ただし、これらの問題は後続のファームウェア更新で修正されるケースがほとんどです。

「更新中にフリーズした」「更新が途中で止まった」というトラブル報告もあります。多くの場合、電波状況が不安定な環境で更新を実行したことや、バッテリー残量が少ない状態で開始したことが原因です。前述の事前準備を守ることで、こうしたトラブルの大半は回避できます。

また、Galaxy 5G Mobile Wi-Fiでは「アップデートの頻度が多すぎる」という意見もありました。「前回のアップデートから1か月も経っていないのにまた更新が出た」という声がありますが、これは裏を返せばメーカーが積極的に改善を行っている証拠でもあります。自動更新をオンにしておけば、頻繁な更新も負担にはなりません。

ファームウェア更新ができない・失敗した場合の対処法

ファームウェアの更新がうまくいかないケースには、いくつかの典型的なパターンがあります。それぞれの原因と解決策を詳しく解説します。

「更新データが見つかりません」と表示される場合

この表示は、現在のファームウェアが既に最新バージョンである場合に出ることがほとんどです。UQ WiMAX公式サイトの「製品アップデート情報」ページで最新バージョンを確認し、端末のバージョンと一致していれば更新は不要です。もし最新バージョンでないにもかかわらずこの表示が出る場合は、通信環境の問題が考えられます。電波の強い場所に移動してから再度試してみてください。

ダウンロード中に更新が止まる場合

ファームウェアのダウンロード中に処理が止まってしまう場合は、通信環境が不安定であることが主な原因です。5GHz帯のWi-Fiに接続し直す、あるいは窓際など電波状況の良い場所に端末を移動して再度試してください。それでも改善しない場合は、端末を再起動してから改めて更新を実行します。WiMAXの電波状況が気になる方は、WiMAX 5Gエリアの確認方法についてまとめた記事もあわせて参考にしてください。

更新後に端末が起動しない・動作がおかしい場合

更新後に端末が正常に起動しない場合は、まず電源ボタンの長押し(10秒以上)で強制再起動を試みます。それでも復旧しない場合は、端末のリセットボタン(ピンで押す小さな穴)を使って工場出荷状態に初期化する方法があります。ただし初期化を行うと、Wi-Fiのパスワードや各種設定がすべてリセットされるため、事前にメモしておくことが大切です。

初期化しても改善しない場合は、端末の故障が疑われます。UQお客さまセンターまたは契約しているプロバイダのサポート窓口に連絡して、修理・交換の対応を相談しましょう。

更新中に電源が切れてしまった場合

これが最も深刻なケースです。ファームウェアの書き込み中に電源が落ちると、内部のソフトウェアが中途半端な状態になり、端末が起動できなくなることがあります。この場合は自力での復旧が難しいため、すぐにメーカーまたはサポート窓口に連絡してください。予防策としては、モバイルルーターの場合は必ずACアダプターに接続した状態で更新を行うこと、ホームルーターの場合はコンセントがしっかり挿さっていることを確認することが重要です。

「クイック設定Web」にアクセスできない場合

ブラウザから管理画面にアクセスできない場合は、まずWi-Fi接続が正しくできているかを確認します。端末のSSIDに接続されているか、IPアドレス(NEC製端末は192.168.179.1、Samsung製端末は192.168.128.1)が正しいかを確認しましょう。ブラウザのキャッシュが原因でアクセスできないこともあるため、別のブラウザやシークレットモードで試すのも有効です。

こんな人はすぐにファームウェア更新を実行しよう

以下に当てはまる方は、この記事を読んだらすぐにファームウェアの更新状況を確認することをおすすめします。

まず、WiMAXを購入してから一度もファームウェア更新を行ったことがない方です。自動更新がオフになっている場合、発売時の古いファームウェアのまま使い続けていることになり、セキュリティ面で大きなリスクを抱えている可能性があります。

次に、最近WiMAXの速度が遅くなった、あるいは通信が途切れやすくなったと感じている方です。パケ止まりや接続の不安定さは、ファームウェア更新だけで劇的に改善される場合があります。速度の遅さに悩んでいる方は、ファームウェア更新と合わせてau回線への切り替え(プラスエリアモード)も試してみると、状況が改善する可能性があります。

そして、セキュリティを重視する方です。WiMAXルーターは自宅のパソコンやスマートフォンの通信をすべて中継する機器であり、ルーターに脆弱性があれば接続するすべての端末に影響が及びます。テレワークで業務データを扱う方や、ネットバンキングを利用する方は、特にファームウェアを最新に保つことが重要です。

さらに、エリアの端にお住まいで通信が不安定な方にも、ファームウェア更新は効果的です。更新によって通信制御のアルゴリズムが改善され、電波状況が厳しいエリアでも接続が安定するケースがあります。エリア自体に不安がある方は、WiMAXのエリア確認方法を解説した記事も参考にしてみてください。

ファームウェア更新を最大限活用するためのコツ

ファームウェア更新は単に実行するだけでなく、いくつかのポイントを押さえることでより効果的に活用できます。

1つ目は、更新後にWi-Fiの周波数帯を見直すことです。ファームウェア更新で5GHz帯や2.4GHz帯の通信制御が改善されることがあるため、更新後に改めて利用する周波数帯を切り替えてみると、速度が向上するケースがあります。一般的に、ルーターと端末の距離が近い場合は5GHz帯が高速で、壁を隔てた別の部屋で使う場合は2.4GHz帯の方が安定します。

2つ目は、更新後に速度テストを行うことです。更新前と更新後の速度を比較することで、ファームウェア更新の効果を実感できます。Googleで「スピードテスト」と検索するだけで簡易的な速度測定ができるため、更新前に一度測定し、更新後に再度測定して比較してみましょう。

3つ目は、UQ WiMAX公式サイトの「製品アップデート情報」ページをブックマークしておくことです。手動更新派の方は定期的にこのページをチェックすることで、重要なセキュリティアップデートを見逃さずに済みます。各更新の内容(修正内容・改善点)も記載されているため、更新すべきかどうかの判断材料にもなります。

WiMAXの通信をさらに安定させたい方は、設置場所の工夫やプラスエリアモードの活用も効果的です。ファームウェア更新と合わせて実施することで、通信品質を総合的に向上させられます。

よくある質問(FAQ)

Q. ファームウェア更新中にWiMAXの通信は使えますか?

A. 更新中はインターネット接続が一時的に切断されます。ダウンロードが完了してインストール処理に入ると通信が停止し、再起動が完了するまでの数分間はWi-Fiも使えなくなります。オンライン会議中や大容量ファイルのダウンロード中に更新が始まると困るため、自動更新を利用する場合は深夜帯に実行されるよう設定しておくか、手動更新で自分のタイミングで実行するようにしましょう。

Q. ファームウェア更新にデータ通信量はかかりますか?通信制限に影響しますか?

A. ファームウェアのダウンロードにはデータ通信が発生します。ファイルサイズは端末や更新内容によって異なりますが、概ね数十MB〜数百MB程度です。WiMAX +5Gはスタンダードモードで月間データ容量の上限がないプランが主流のため、通常はファームウェア更新のデータ量が通信制限に影響することはありません。ただし、プラスエリアモード利用時に月間30GBの上限がある場合は、スタンダードモードに切り替えてから更新を行うのが安心です。

Q. 古いWiMAX端末(WiMAX 2+対応機種)でもファームウェア更新はできますか?

A. WiMAX HOME 02やWiMAX HOME 01など、WiMAX 2+時代の端末でもファームウェア更新は可能です。ただし、メーカーによるサポートが終了している端末の場合、新しいファームウェアが提供されないこともあります。UQ WiMAX公式サイトの「製品アップデート情報」ページで、お使いの端末のアップデート情報が掲載されているか確認してください。掲載がない場合は、既に最終バージョンとなっている可能性が高いです。

Q. ファームウェア更新をしたら設定(Wi-Fiパスワードなど)はリセットされますか?

A. 通常のファームウェア更新では、Wi-FiのSSID・パスワード・各種設定は保持されます。更新後も同じパスワードでWi-Fiに接続できるため、スマートフォンやパソコン側での再設定は不要です。ただし、ごくまれに大規模な更新で設定がリセットされるケースもゼロではないため、念のためSSIDとパスワードはメモしておくと安心です。

Q. ファームウェア更新で速度は本当に速くなりますか?

A. 速度そのものが劇的に向上するわけではありませんが、通信の安定性が改善されることで実効速度(実際に体感する速度)が向上するケースは多くあります。特にパケ止まり(データ通信が一時的に停止する現象)が解消されると、ウェブページの読み込みや動画再生がスムーズになり、体感的には「速くなった」と感じられます。実際に価格.comの口コミでもパケ止まり解消の報告は多数あり、ファームウェア更新の実効的な効果は十分に期待できます。

Q. WiMAXのファームウェア更新に失敗すると保証は効きますか?

A. メーカーが公式に提供しているファームウェアを、正規の手順で更新した場合に生じた不具合は、通常の保証対象となります。ただし、更新中にユーザーが意図的に電源を切ったり、非公式のファームウェアをインストールしたりした場合は保証対象外となる可能性があります。万が一更新後に問題が発生した場合は、UQお客さまセンターまたは契約プロバイダに相談してください。

Q. 地下や電波の弱い場所でもファームウェア更新はできますか?

A. 技術的には可能ですが、おすすめしません。ファームウェアのダウンロードには安定した通信が必要であり、電波が弱い場所ではダウンロードの途中でエラーになるリスクがあります。窓際や電波状況の良い場所に端末を移動してから更新を実行してください。地下でのWiMAX利用については、WiMAXの地下鉄での接続状況をまとめた記事も参考になります。

まとめ|WiMAXファームウェア更新は「やらない理由がない」メンテナンス

WiMAXルーターのファームウェア更新は、無料で実行でき、5〜10分で完了し、通信の安定性向上・セキュリティ強化・不具合修正というメリットが得られる、まさに「やらない理由がない」メンテナンスです。

最もおすすめの運用方法は、自動更新をオンにして常に最新の状態を維持することです。それだけで、セキュリティリスクの低減やパケ止まりの防止など、ファームウェア更新の恩恵を手間なく受けられます。手動で更新する場合も、バッテリー残量の確認・電波環境の良い場所での実行・更新中の電源維持という3つのポイントさえ守れば、トラブルが起きることはほとんどありません。

もし現在WiMAXの速度が遅い、通信が途切れやすいと感じている方は、まずファームウェアのバージョンを確認し、最新でなければ更新を実行してみてください。それだけで問題が解決する可能性は十分にあります。

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